Categories: トイガン射撃

2020年2月・ひたすらブルズアイ結果

やっと冬らしい寒さになったかと思ったら、あっという間に暖かくなりました。冬はどこへいったの?

APSシューターのみなさん、こんばんは。APS界の片隅にお邪魔させてもらってほそぼそと続いているブルズアイオンリーの射撃会、ひたすらブルズアイが今月も開催されました。こうやって続けてられるのも、参加者の皆さん、参加賞の提供をいただけているメーカーやショップの皆さん、そしてなにより会場としてお借りしている新宿MMSさんのおかげです。今月は、今年最初の公式の翌週という微妙なタイミングでしたが、なんとかマッチとして成立する人数の参加をいただきました。ありがとうございます。

ガスブロで参加されることが多かったマフさん、今回はAPS-3での参戦です。エアガンの操作については全く心配ないものの、やはり精密射撃銃のトリガーコントロールはガスブロとは少し勝手が違うのでしょうか。当たるときは当たるのですがまれに出るミスショットのため点数は伸び悩んでいました。ただこういうのは点数だけ見るのではなく、どう撃てたかというのが次につなげるためには大事です。

利き手は右だけれど、効き目に合わせて左で銃を持って撃っているイシザカさん。左利き用グリップを手に入れるのがまず大変で、それがあってAPS射撃に興味を持ってから実際に始めることができるまでずいぶんと時間がかかってしまったのだとか。フロンティアさんが出してる左用グリップが入手できて問題ないかと思いきや、意外なところで不便を感じているのだとか。

コンプレストレバーの取っ手です。通常は右手で銃を持って左手でレバーを操作するので、取っ手は左側にしかついていません。しかし左手で銃を持って右手でレバーを操作しようとすると、反対側に大きく腕を回さないとならないため、かなりやりづらくなってしまうのだとか。※ちなみにアッパーカバー(コッキングするときに操作する銃の上についてるレバー)の操作についてはそれほど問題はないそうです。

「右側に取っ手を追加するだけなら、穴かなんか開けて金具をネジ留めすれば済むだけではあるのだけれど、なかなか思い切りがつかなくて」とのこと。それを聞いて思いついたのが、現在発売停止中(あまりに部品点数が多いため管理しきれないというのが実情)のAPS-3ライフルキットにて、コンプレストレバーの下部にフォアエンドレイサーを固定するためのアタッチメントです。APS-3本体には穴を開けたり削ったりという加工をいっさい行わず、プラ板数点とネジ数個でガッチリと固定できる仕組みは、APS-3ライフルキットの中でも特に(我ながら)ナイスな設計だと思っていた部分です。

その話を聞いてからの最終シリーズは、部品設計モードに入ろうとする脳内との戦いでした

早速、作ってみたものがこれです。APS-3ライフルの反省を活かして部品点数はできるだけ減らし、パチンとはめ込んで仮止めできる部分を作ることで組み立て易さも向上しています。

需要はそれほど多くはないとは思いますが、少数生産でもなんとかなるのがウチの強みですので、近々「あきゅらぼ通販」にて販売開始します。左利きAPSシューターでレバー操作に不便を感じていた方、しばらくお待ち下さい。

さて次回の「ひたすらブルズアイ」ですが……。3月の土曜日は、第3土曜日が富士見APS練習会、第4土曜日がJASG主催ライフル公式と、大型イベント連続なんですよねえ。どちらかとはどうしてもかぶってしまうわけでどちらがまだマシかと考えたときに、ライフル公式ならまだ参加者のかぶりも少ないしハシゴして参加していただける方もいるかもしれないという期待を込めて、3月28日の土曜日、午後5:00から開催します。どうぞお気軽にご参加ください。

池上ヒロシ

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池上ヒロシ

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