直前になりましたが、明日の土曜日、10月19日開催「ひたすらブルズアイ」のスペシャル参加賞を発表します。マルゼン様ご提供、フロントフォーカス式4~12倍ズームスコープです!
メーカー不明のノーブランド品ですが、いまどき珍しい50mmの大口径対物レンズ、最短距離15mまで調整可能なフロントフォーカスがついたスコープです。チューブ径が1インチなので、最近はすっかり主流になった30mm径スコープ用のマウントリングは使えないので注意してください。といっても1インチ径用のマウントはまだまだ大量に販売されているので心配はないかと思います。
※チューブ径が細いということは像が暗くなるのでは?という疑問を持たれた方へ。それは勘違いです。スコープは対物レンズで集めた光をチューブの部分では一点まで集約しますので、チューブ径の細い/太いは像の明るさには全く関係ありません。最近は1インチ(25mm)よりも太い30mmチューブが流行りになっているのは、サイズに余裕があるのでチューブの肉厚を厚めにして頑丈なスコープを作ることができること、フロントフォーカスよりも操作性に優れたサイドフォーカスにするためにチューブ周りにスペースの余裕が欲しいこと、上下左右へのレティクル調節の幅を増やしたいことなどが理由になっているとのことです。
すっかりオールドスタイルになってしまったフロントフォーカスです。最短距離は15m、最長は無限大まで調節可能です。
パワー(拡大率)は4倍~12倍の可変倍率になっています。
上下左右の調節は、まずチューブ部分についているキャップを外してから、中にあるダイヤルを回して行います。ダイヤルはコインなどを使って回すことを前提にしたデザインで、指で直接回すのは難しいでしょう。
レンズのコーティング、まずは対物レンズ側から。安価な大量生産品だと「ルビーコート」とか称して真っ赤なコーティングがしてあって、スコープを除くと枯れ草が新緑に変わってしまうくらいの色変化があって使い物にならなかったりしますが、この製品はさすがにそれはないようです。とはいえこの黄色っぽいコーティングはちょっと見たことがありません。
接眼側のレンズはこんな感じです。
レティクルは、かろうじて「ミルドットレティクル――なのかな?」と思えるデザインです。パワーリングを回して拡大縮小してもレティクルの大きさは変わりません。
今回はオマケとして、専用の大きさに切り出したポリカーボネート製のレンズプロテクターが付属します。レンズキャップを使わずとも、対物レンズの前方のネジになってるところにザリッと押し込むだけで完全固定されます。写真では保護シートが貼られた状態なのでプロテクターは青いですが、両面に貼られた保護シートを剥がせばほぼ完全に無色透明になりますのでご安心を。
このスコープをゲットできるかもしれないチャンス! 明日の10月19日、午後5:00から新宿MMSにて開催される「ひたすらブルズアイ」に参加しよう! 終了後に抽選会を行います。ひたすらブルズアイは、「片手で持てて、1発ずつ撃てるエアガン」なら基本的にはなんでも参加OKの精密射撃系イベントです。ご参加お待ちしております!