先日の「ひたすらブルズアイ in 新宿MMS」では、「おうちでブルズアイ」を初めて使用しました。普段、自宅で自分だけであれやこれや考えながら使っているだけでは分からない問題点や、より便利な使い方、BB弾の回収率を上げるコツなどを利用者の皆さんからお聞きすることができました。
複写式ターゲットの着弾痕をハッキリ見えるようにするため、塩ビのシートで挟んでいますが、その挟む向きを「上から下にかぶせて、下をクリップで止める」のではなく「下から上にかぶせて、上をクリップで止める」形にすることにより、「おうちでブルズアイ」へのセットがずっと簡単になることがわかりました。
「ぜったい上手くなるセット」に入っているクリップライト+LEDスポット電球を使ってターゲットを照らすと、ターゲットはかなり明るくなります。国際ルールで定められている「射場に求められる最低限の明るさ」はこのくらいなので自分一人で使ってる分には問題を感じなかったのですが、「ひたすらブルズアイ」で使ってみると「眩しすぎる」という意見を多く聞きました。
皆さんに苦痛を与えることが目的ではありませんので(当たり前ですけれど)、より楽に照準できるようにということで光源とターゲットの間に、使用済みのターゲットペーパーを1枚入れてみました。光源の前に紙を入れるとか白熱電球の時代だったら火事まっしぐらの恐ろしい行為でしたが、発熱がほとんどないLEDですからそれほど心配はありません(絶対安心というわけじゃないので注意は必要ですが)。
ターゲットの台座は、説明書通りにセットすると「少し下向き」になります。撃った弾はまっすぐ跳ね返ってくるわけではなく下向きに跳ね返り、フロントシートに当たってターゲット内部に回収される目論見だったのですが、角度によっては一度ハコの下面で反射して入射口から飛び出してくることがあるようです。背の高さによってそれが頻発するかしないかが分かれてきますが、BB弾回収失敗の多くはそれ(下面で一度反射するBB弾)が原因になっているようです。
それを防ぐため、下面に反射防止用の小さなスポンジを貼り付けます。これだけでBB弾回収率は飛躍的にアップします(テスト済)。このスポンジさえあればフロントシートは必要ないくらいの回収率アップでした。
他にも、「こうすればもっと便利に使える」「自分はこんなやり方をしている」というアイデアがありましたらぜひお寄せください。「おうちでブルズアイ練習キット」は、「あきゅらぼ通販」にて販売しております。