この無料プランそのものが、「以前はやっていたけれど今はもうやってない、昔からのユーザー向けにいやいや残してあるもの」という扱いらしく、有料プランへの切り替えは全く新しい別の契約になるとのこと。そりゃいくらなんでも面倒だ。ふと、画像だけ別のサーバに移せないかと思って軽く検索してみたら、けっこう良く行われているやりかたのようだ。ちょうど容量に全然余裕がある別のサーバがあるからそっちに画像だけ移してみよう……と思い立ったのが、雪が降ってどこにも行けない春分の日の朝。
画像を全部ダウンロードして別サーバにアップして、このブログの記事の画像リンク先を全てそこへのリンクに置換してみたところ……。投稿内でのリンク先は確かに別サーバになっているのだけれど、実際に記事を開くとURLが書き換えられてもともとのリンク先を参照しにいくようになっている? 記事内容だけではなく、独自のデータベースで画像リンクだとかそういったことを管理しているWordpressだと、単に記事内のURLを書き換えただけじゃダメということらしい。
ならばということでデータベース内の画像URLも全部書き換えてみる。よし、全ての画像が別サーバを読みに行くようになった。「なかなか高度なことをしたなー俺」とか思いながら新規記事を投稿しようとすると、画像がアップロードされない。正確にはアップロードしたっぽい挙動はするのだけれど一切画像が見れない。
考えてみれば、いや考えなくても当たり前の話で、別サーバに、そこへのファイル書き込み権限があるわけでもないWordpressが画像をアップできるわけがない。検索して出てきた「別サーバにWordpressの画像だけをアップする」という記事はそこらへんのややこしい手段をクリアした上でのものだったのを、「なんか難しいこと書いてるなー」とか思って読み飛ばしていたのだ。そんな当たり前のことに気づかずに1日あれこれ頑張ってきた自分って一体。
ふと画像フォルダ内のファイル名リストを眺めてみると、同じ画像がサイズ違いで何種類も登録されているのに気づく。なるほど、サムネイルだとかサイズ大きめ・中くらい・小さめだとか、投稿時に簡単に画像サイズを変更できるのには、アップロードすると同時にサイズ各種取り揃えで自動生成する仕組みが備わっていたからなのか。しかしこれでは、使用していない画像データが大量に発生しているはず。それを消せば容量は確保できるのでは?
と思って検索してみたらまさにそれをするためのツールがプラグインとして提供されているのが見つかる。早速インストールして作動させてみたら、800MB以上あった画像が一気に半分以下に減り、容量制限もらくらくクリアになった。
最初っからこうすれば話は早かったのね……。というお話でした。