明日、9月10日に埼玉県草加市にあるシューティングレンジ「撃鉄」で初開催となる「ひたすらブルズアイ」の参加賞として、マルゼン様よりいただいた豪華賞品を紹介します。ガスブローバックのワルサーP38、それも125周年モデルとして発売された限定品です!
APS-3ライフル化キットの梱包・出荷作業に追われていて記事のUPが前日になってしまいましたが、Twitterでこっそりアナウンスしていたとおり「第1回 ひたすらブルズアイ in 撃鉄」には、とっておきの超豪華賞品を出します。マルゼン様よりいただいていた、ガスブローバックのワルサーP38の限定品です。
この製品は、「ワルサー125周年記念モデル」としてPPK/S、P99に続く第3弾という形で発売されたものです。マルゼンさんのWebサイトに残っている詳細告知ページによると、価格は税込み22,890円、金属感あふれるブラックメッキに記念モデルならではの各種マーキングがレーザー刻印されたものとのこと。ネットで検索してヒットする個人のレビューサイトによると発売は2011年の年末だった模様です。現在はAmazonや楽天を始め各ガンショップのWebサイトでも完売となっており、新品で手に入れるのはほぼ不可能だと思います。……今回の機会を除いては。
ちょっと触るだけで指紋が付いてしまうメッキモデルなので、実射や分解は行わずにざっと外観だけレビューしましょう。
マルゼンのブラックメッキは、「少し古い時代の、黒染めされた鉄で作られた銃」の雰囲気がすごく良い感じで再現される傑作です。レバーやトリガー、エキストラクターなどの金属部品との仕上げの差もほとんどわかりません。
通常モデルだと質素な印象がある右側面には、ハデハデな記念モデルのバナーがレーザー刻印されていて実に華やかです。
ガスブローバックなので、当然スライドが引けます。射撃時にはスライドが激しく前後動します。マガジンから本体(ブリーチ)へのガスルートが2つあるブローバックメカニズムは、「タニコバ式」と呼ばれることもあります。
ベレッタM92の直系の先祖とも呼べるスライド側面にロッキングが噛み合う形式のショートリコイル。ロッキングブロックの動きからスライド&バレルの動きまでキッチリ再現されていまして、銃の機構を手にして学ぶというモデルガン的な楽しみもできるハイレベルなガスブローバック・ハンドガンです。
レビューは以上です。あっさりしていて申し訳ありませんが、「べたべた触るのも恐れ多い」感じがしてしまう記念モデルなのでご勘弁を。
最初に書いたとおり、このワルサーP38記念モデルは、明日の9月10日に埼玉県草加市にある「撃鉄」で開催される「ひたすらブルズアイ」の参加賞品となります。最後まで参加していただいた方(途中参加含む)全員でくじ引きをする形になりますので、上手い・下手に関係なく参加さえすれば誰にでも当選の可能性があります。当日の飛び入り参加もOKですので、ぜひご参加ください。
「撃鉄」はスカイツリーラインの草加駅から800mほど。お車の方は草加インターチェンジから4号線通ってすぐ。無料駐車場が30台分ほどあります。