サバイバルゲーム

東京マルイフェスティバル in ベルサール秋葉原

投稿日:2014年7月26日 更新日:

7月26日(土)~27日(日)の2日間、秋葉原電気街口出てすぐの大きな交差点脇にあるビル1Fのオープンエアイベントスペース、「ベルサール秋葉原」にて、東京マルイによるエアガン体験イベントが開催されている。入場は無料。

「ベルサール秋葉原」と言われてもそれがどこを指すのかすぐに分かる人はそんなに多くないだろう。秋葉原が文字通りの電気街だった時代を知ってる人なら、「以前は銀行があった場所」といえばピンとくるかもしれない。ビルの1Fが大きなイベントスペースとなっていて、場所柄ゲームの発表会だとかアイドルのコンサートだとかをやってたりするのを通りがかりに見ることも多い。その超一等地においてこの土曜日曜の2日間、東京マルイが単独でイベントを開催しているのだ。

内容は、基本的にはホビーショーなどで公開しているものと同じ。17mのロングレンジでの射撃体験スペース(有料)、新製品の展示や体験コーナーが並んでいる。ただいつものホビーショーと違うのは、空撃ち仕様にした電動ガンが中央にある体験スペースに並べられていて、とくに断りなくいつでも誰でも手に とって作動させてみてOKというところだ。

エアガン体感コーナー。ピラミッド型の展示スペースに弾が出ないようにされた電動ガンやエアガンが鎖で繋がれていて、誰でも好きに手にとって作動させてみてOKというものだ。場所柄、特にエアガン好きというわけじゃない通りがかりの人も多いのだが、そういう人が大きな興味を示すのは意外にも「ガンサウンドシステム」。ヘッドフォンではなくスピーカーによる大音響の銃声は、エアガン初体験者の心を鷲掴みだ。

先日の静岡ホビーショーにて初お披露目となった、ガスブローバックのM4 MWS。ホビーショーではお客さんは手に触れることもできない(作動させてみせてくれるだけ)だった期待の新製品を、このイベントでは実際に手にとって動かしてみることができる。広い会場の端から端まで何往復もする長蛇の列ができていた。

グッズ販売もある。有名ドコロのライフル弾・拳銃弾のダミーカート、1/6サイズのM4 MWSのミニチュアダイキャストモデル。1/6ミニチュアダイキャストは「シリーズ第1弾」って書いてあるけれど、大昔にPSG-1のこういうやつイベントで配ってたことあったよね?

おそらく世界的には東京マルイのロゴよりも、このマークの方が知名度高いんじゃないかと思われる「HOP UP」のロゴ。海外製電動ガンにこのロゴそっくりのタグが付いてるの見て「さすが中国人」と呆れたことがある人も多いんじゃないだろうか。そのHOPUPマークをあしらったTシャツが発売になる。背中にはホップの調整方法の説明書き(英語)という、言っちゃ悪いが誰得仕様……。

また、先日から始まったサバゲを題材にしたTVアニメ「さばげぶっ!」とのコラボ商品などの販売も行っていた。といっても公式画像を流用した絵柄がプリントされたマグカップというだけではさすがに財布を開く気になる人は多くないのか売れ行きはイマイチ。劇中画像や新規イラストを使って、劇中での名言をコラージュしたグッズなんかを作ったらイケるんじゃないかと思うんだけれど、どうでしょう?

ミリタリールックに身を包んだ、肌もあらわな女の子の撮影会! フツーのアキバ系イベントだったらこっちがメインになりそうなものだけれど、ほとんど「見向きもされてない」に近い状態だった。来ているお客さんみんな、「女の子なんかどーでもいいから、エアガン撃たせろエアガン!」って感じ。そんな状況でも眩しい笑顔! 頑張れ!

実際にBB弾を撃てるのは、この17mシューティングレンジだけ。ここだけは有料体験スペースとなっていて500円が必要になる(その変わりけっこう豪華な参加賞がもらえるらしい)。自動で起き上がってくるターゲットをドットサイト付きの電動ガンで撃って、規定弾数・制限時間内にどれだけ倒せたかによってもらえる景品に差がでてくるのだとか。

歴代製品の展示なんかもあるのだけれど、完璧にみなさんその前は素通り。まあそりゃ、手にとって撃てる場所が目の前にあるんだからそっちに行きますよね。

会場の壁の上の方には、各方面で活躍中のイラストレーターさんが描いたGIRLS with GUNSな感じのイラストが、ばかでっかいパネルになって展示されている。以前イカロス出版から出たこの手の本で仕事したとき(イラストじゃなくて横に書く文章の仕事)にも思ったけれど、ディフォルメされたキャラクターに現実サイズの銃を持たせてバランスを取るってのはこれでいてなかなか難易度が高い仕事になるらしい。並んでいる絵はどれも破綻もなく装備や銃の細部描き込みも素晴らしく、見上げる人があまりいないのがもったいなすぎる出来だった。

大盛況である。あまり人口密度が高くなりすぎるのも怖いということだろう、入場制限が行われていた。

イベントは今日だけでなく、明日も開催されるので時間のある人はぜひ!

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