※協賛：ノーベルアームズ、ライフルショップエニス、銀座銃砲店 協力：赤羽フロンティア
お待たせしました、5月3日の土曜日に赤羽フロンティアビル2F射撃場にて開催された「ピンポイントシューティング(10m)」と「ひたすらブルズアイ(2種目)」の様子と結果のお知らせです。
土曜日開催、しかも次の日は富士見にてAPS公式があるという日程で不安もありましたが、蓋を開けてみれば大勢のご参加をいただきました。ありがとうございます。
まずは前哨戦のPPS-10mから。
10m専用の2階建てサイトを付けて「これで勝つる！」状態になったつもりがどうも得点が取れない主催者です。今回もメタクソってわけでもないものの思うように当たらない……。一方、驚きの高得点がライフルを使用しているシマヤさんです。ブルズアイは黒丸（APSでいうところの10点圏）をほとんどはずさないハイスコア、プレートもあと一歩で満射、もうその時点で優勝を確実としました。本戦仕様のライフルのセッティングがうまい具合に決まったとのこと。本戦でもこのグルーピングなら記録塗替えもあるかも…と思ったけれどAPS本戦ってムーバーっていう一筋縄じゃないかないステージがあるんですよね…。
あと、今回初参加のseijiさんが只者ではないスコアで2位となっています。
続いてガスブロ限定の「ひたすらブルズアイ」。PPSではぶっちぎり優勝のシマヤさんは、今やレア物と化しているハイキャパマッチカスタムにて参加。全体的にガバ系が多いのは、やはりトリガーの感触が良いことから来るものでしょう。グロックとか当たるには当たるのですがトリガーがどうしても構造的に「いつシアが切れるかわからないグニャっとした感じ」から逃れられないという宿命があったりします。
前日に分解整備して万全となったつもりの私のハイキャパ（フリーダム・アートSP）ですが、事前にサイト合わせをしていたところ、ブローバックの初動時に妙にひっかかる感じがします。そのせいで後退量不足・給弾不良が頻発。なぜだと思ったら、ブリーチが変形して引っかかっているらしいことが判明。けっこう前に軽量の樹脂製ブリーチ、たしかリミテッドスチールの会場で参加者の方が出していた個人ブースで販売していたのを購入したものだったと思いますが、さすがに金属ではないので何年も使っていると変形して不具合を起こしてしまうようです。
分解して指でムリヤリ逆側に曲げてなんとかごまかしてマッチ開始。直接精度には関係ないところとはいえ、給弾不良を起こして「撃ったのに弾が出ない」という状況が頻発すると何発撃ったのかわからなくなっちゃいます。実際、第1シリーズは1発多く撃ってしまって、第2シリーズで1発少なく撃って帳尻を合わせています。
※ガスブロ限定ひたすらブルズアイでは、撃った弾数を間違えた時は2発までならペナルティ無しで、次のシリーズで帳尻合わせできるというルールにしています。seijiさんのスコアも第1・第2と高得点で第3シリーズで大コケしてるように見えちゃいますが実はそうではなく、第2シリーズで2発多く撃ってしまったのを第3シリーズで2発少なく撃って帳尻合わせをしているのです。
ウエキさんの追い上げに脅かされますがなんとか逃げ切ってガスブロ限定は優勝できました。
＃さて、この変形しちゃった樹脂ブリーチどうしよう、アルミ製の軽量ブリーチとか大手パーツメーカーから出てはいるけれどけっこうな値段するのね……。スピード系でギリギリの戦いするならともかく精密射撃だとブリーチの重さはそれほど精度に関係ないし、ノーマルに戻しちゃおうか……。
さあ、メインとなるAPS競技銃アリの「ひたすらブルズアイ」です。参加人数は9名。全体を2つの射群に分けて撃つことにしましたが、第1射群のオクさん、そして第2射群のウエキさんが、「10点が多く、9点を撃った数の方が少ない」といういきなり超ハイスコアです。それも第1シリーズだけのマグレじゃなく第2シリーズでもハイペース安定。私もミスしてるわけじゃないんですが全然追いつきません。
ここでヤマナカさんの提案で、トップの2人はまとめて第2射群で一緒に撃って決着をつけたらどうだろう、ということになりました。皆さんOKしていただけましたので第1射群のオクさんと第2射群のヤマナカさんが場所を交代、並んで撃って決着を付けることとなりました。
結果は、最終シリーズも192点のハイスコアとなったウエキさんの優勝です。オクさんの第3シリーズは188点、これはこれで十分以上に高い点数なんですよ！
さて次回のピンポイントシューティング＆ひたすらブルズアイですが、予定では6月1日なのですが、その日にはもしかしたら仕事が入るかもしれない状況でしてまだ日程を決定できません。もし私がダメになりましたら6月はお休み、次回は7月ということになります。日程決定までしばらくお待ち下さい。