※協賛:ノーベルアームズ、ライフルショップエニス、銀座銃砲店、フリーダムアート、トルーパーズ 協力:赤羽フロンティア
さて、続きましては第1回となる「ひたすらブルズアイ」です。
ターゲットの大きさや形を変化させたり、制限時間を短くしたり長くしたり、そういうややこしいことは一切なしで、とにかくブルズアイターゲットをひたすら撃ち続けてその合計得点で競おう、という精密射撃の「原点」に立ち返ったマッチです。
こういったマッチがここまで支持を受けて大勢のご参加をいただけるとは、夢のようです。終わったあとも、「面白かった!」と興奮気味に話してくれる方もいらっしゃって(もちろん参加者の一人としての自分も同じ意見です)、手応えが感じられるマッチでした。1シリーズごとの弾数や制限時間など、「ここをこうすればもっと面白くなるかも」という改善点も見つけられましたので、第2回、第3回と続けていくうちにもっともっと面白くなっていくと思います。
それでは結果です。25発を1シリーズとして2シリーズ、合計で50発を撃ってその合計点で競うというルールです。
テストマッチでは230点台も出せたのですが、「本番」になるとなかなかそうも行きません。疲れからか緊張からか、それとも雑念が多いのか、ミスショットをどうしても無くすことができず、点数が伸び悩みます。
他の方も似たような感じです。5発とか10発を撃つだけなら、「たまたますごい良い点数」になることはありますが、20発以上、さらには50発ともなると、そういう「たまたま」は、逆方向の「たまたま」、つまり全然リズムに乗れなくて弾着がバラバラになってしまったものと相殺しあってしまい、結果的に同じような点数になってしまいます。
つまるところ、それが「実力」なんでしょう。実力を測るためには最低でも40発、できれば60発以上を撃ってその合計点で比べる必要がある……世界の精密射撃スポーツが何十年にもわたって調整に調整を繰り返して築きあげてきたルールは、やっぱりそれなりの根拠というか理由があるということなのでしょう。
初代チャンピオンは、安定した射撃を見せてくれたタマイさんです。私も頑張りましたが1点及ばず同点決勝に持ち込むことすらできませんでした。チャンピオンには、フロンティア様よりご提供いただいたチャンピオンベルトが進呈されます。このチャンピオンベルト、持ち回り方式になってますので、次回も連覇すればそのまま、連覇に失敗して他の方が優勝すればその人のものになります。チャンピオンベルト目指して頑張りましょう!
次回の赤羽PPSおよび「ひたすらブルズアイ」は、1月14日の月曜日(祝日)となります。タイムスケジュール等は基本的に今回どおりになります。たくさんのご参加をお待ちしております!